横河電機株式会社
横河ソリューションサービス株式会社

MESソリューションの効果とメリット

お客様から寄せられたMESソリューションの効果とメリットについて、よくある質問をご紹介いたします。課題解決にご活用下さい。


Q1:YOKOGAWAはなぜMESに力を入れるのですか?

A1:YOKOGAWAは世界的なDCSベンダーとして、DCSをはじめとする製造装置からリアルタイムに発生するデータを可視化・共有化することでお客様の企業経営に最大の貢献をすることを目指しています。MESは、そのための中核ソリューションとして位置付けられています。


Q2:MESで工場全体をカバーするために何か基本的な考えはありますか?

A2:MESにはさまざまなモデルがあります。もっとも著名なモデルは、MESA Internationalの11機能モデルです。この機能をひとつのパッケージでは実現できませんので、横河ではその適用分野(連続プロセス系、バッチ系、組立て系など)に最適な機能構成で開発提供しています。


Q3:トレーサビリティの機能が注目されていますが、どのように対応していますか?

A3:YOKOGAWAは、トレーサビリティシステムを構築するための目的はMESの構築目的と合致しなければならないと考えていますので、提供する業務支援型MESには、標準でトレーサビリティ機能を含んでいます。従って、MESを導入すればトレーサビリティシステムも同時に構築できます。


Q4:例えば、食品業界のHACCP対応や医薬品業界のcGMPや21 CFR Part11対応など業界固有の規格への適合はどのようになっていますか?

A4:業界特有の規制への適合には、その業界向けのMESを使用することとしています。 最近は、内部統制対応などの要求もあり、過去には特殊な規制対応であったものが 幅広く応用される方向と認識しています。


Q5:企業内(お客様)で新事業が盛んに開発されていますが、そのような工場にMESはどのように対応していますか?

A5:数多くのMESパッケージをご提供できることによって、お客様の新事業や業界への対応など応用の間口を広げることができます。


Q6: 製造現場の見える化についてどのように進めていけばいいですか?

A6:見える化とは、現場が抱える様々の問題点を改善・解決することとも言えます。 そのアプローチとして現場の運転状況のリアルタイム監視、運転状況をわかり易く把握するためのデータ指標化や情報の統合、運転・品質・製造設備との相関関係、トラブルを未然に防ぐ情報の提供など、情報の一元管理や各システムと連携できる環境の構築が必要となります。 その実現へ向けてYOKOGAWAはMESソリューションと同時にPIMSソリューションを提案します。


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